9月の防災月間にあわせて、地域の防災意識を高めてもらおうと、三次市の女子硬式野球選手が講習会に参加ました。

広島市安佐北区にある防災パークnuovo(ノーボ)広島で小型ショベルカーを操縦するのは、ことし4月に設立された三次市の女子硬式野球クラブチーム「三次ブラックパールズ」の選手たちです。

金川弥鈴(かながわ・みすず)選手と上野桃菜(うえの・ももな)選手は、「三次ブラックパールズ」に所属しながら、野球選手と消防士の二刀流で活躍しています。

「三次ブラックパールズ」は、野球だけでなく地域にも貢献することを目標としています。二人は、災害時、支援活動にも参加できるよう、小型重機の運転資格を取得するため今回の講習会に参加しました。

金川弥鈴選手
「右手と左手でやることが違うので操作が難しいと思いました。資格を取って災害時に少しでも役に立てるようになりたいです」

上野桃菜選手
「地域の皆様に、気軽に声をかけてもらえるチームになりたい」

「三次ブラックパールズ」では、この取り組みを通じて、「地域の人たちにも自然災害に備えるきっかけにしてもらいたい」としています。