将来の国際的なリーダーをサポートする企画の一環として、アメリカの高校生が広島を訪問しました。
「AIG高校生外交官プログラム」に参加した15人は、慰霊碑に花を手向けたあと、被爆者の小倉桂子さんの講演を聴きました。

小倉桂子さん(87)
「原爆が落ちた時、私はこの辺にいたの」
この企画は、30回目。8歳の時に被爆した小倉さんは、毎回講師を務めています。事実を知ることは、平和を創る活動の最初の一歩で、あなたたちにできることが必ず何か見つかるはずだと、期待を込めて伝えました。

小倉桂子さん(87)
「そして彼らはその場で次々亡くなった。朝になるとハエがたくさんたかって・・・」
エレナ・デイビスさん
「実際に何が起きたかを知ることが、アメリカと日本のこれからの関係を進めるために、とても大事だと思います」
フィン・スミスさん
「ここ(広島)に来て、人々の日常がいかに影響を受けたかを学びました。単に歴史上の事実としてだけではなく今何が起きているかという視点を得て、私の考えが変わったと思います」