19日は、「土用の丑の日」です。広島市にあるウナギの専門店は、一足早く、賑わっていました。

広島市中区の広島城三の丸にある「鰻のうな輝 広島店」です。18日は、普段の4倍にあたるおよそ200尾のウナギを用意しました。こだわりの秘伝タレを使って、ウナギの脂を全体に廻しながら、皮をパリッと…身はふっくらとなるように炭火で焼いていきます。店の人気メニューは「ひつまぶし」ですが、弁当や蒲焼きのテイクアウトも飛ぶように売れていました。最近は外国人観光客も増えているということです。
白山貴浩 記者
「身がふっくらしてておいしいです。この取材で良かったです」
ウナギを食べた客は
「うまい」
「元気出ます。匂いだけで元気出ます」
「季節になると近くなると、食べたくなりますね」

広島市中央卸売市場によりますと、18日時点でウナギの市場価格は1キロあたり5500円…。去年は1キロあたり6000円でしたが、少し安くなっています。ウナギの稚魚=シラスウナギの漁獲量は、例年通りだといいます。
鰻のうな輝 広島店 中多博 店長
「夏と言えば、活力満点のウナギを食べて、夏バテ防止して暑い夏を乗り切ってほしいなと」
「土用の丑の日」となるあすは、300尾を用意するそうです。