20日も県内は、真夏を思わせる強烈な日差しが照りつけ、今年初の猛暑日となった地点がありました。府中市では36.3℃まで上がり、広島県で6月に観測された最も高い気温の記録を更新しています。

県北の三次市では、最高気温が35℃ちょうどまで上がりました。今年初めての猛暑日となる中、公園で遊ぶ子どもたちは日陰でこまめな休憩や水分補給をしていました。

20日の県内各地の最高気温は、府中市で36.3℃まで上がりました。これまで1970年代の後半以降にアメダス観測点が整備されて以降、6月に広島県で観測された最も高い気温の記録を更新しました。また、安芸太田町加計で34.9℃、広島市中区で33.2℃など、県内14の観測地点でことし一番の暑さとなりました。

消防によりますと、20日に県内では少なくとも10人が熱中症の疑いで搬送されています。

この季節外れの厳しい暑さは20日までがピークで、週末以降は日中の気温は平年より高いものの、暑さは多少和らぐ見込みです。