広島ドラゴンフライズはフライガールズに代わる新たな専属パフォーマンスチームの最終オーディションを先月30日からライブ動画配信サイトでおこなっています。懸命に頑張るオーディション参加者を取材しました。

大阪出身の石川未樹さんはプロ野球の阪神やB1の大阪エベッサでチアガールを経験してきたプロスポーツチア経験者です。

石川 未樹さん
「モヒカンアビー、可愛くないですか?これ下書きせず書いたんですよ。ちなみに広島の好きな食べ物は揚げもみじです。チアリーダーの活動を通して、よりスポーツ界を盛り上げていけたら良いなと正直思ってます。ドラゴンフライズを知らないかたも沢山来てくださっていっぱい知ってもらえる機会になってすごく良かったなと思います」

一方、福山でライブ配信を行っているのは卜部叶夢(うらべ・かなめ)さんは岡山大学に通う大学4年生です。教員免許を取得中ですが、オーディションをきっかけにもう1つの夢を目指す決断をしました。

卜部 叶夢さん
「このうちに秘めたる欲というか、やっぱり『やりたい』が出てきちゃったからこっち(オーディション)をしっかりやりつつ、教員の方もしっかり勉強して挑んでこようと思います」

実は卜部さんの夢を後押ししたのは母・貴子さんでした。

母・卜部 貴子さん
「福山で初めて試合があった時に行ってみんなハマってしまって。朝山大ファンなんだよねえ」
卜部 叶夢さん
「母が特に。かな(叶夢)はフライガールズのファンでもあった…」
母・貴子さん
「すごいかっこよかったよね」

小学校の時から家族ぐるみでドラゴンフライズを応援してきました。

母・貴子さん
「最終日の申し込みだったよね。気づいて・・・」
卜部 叶夢さん
「母さんが気づいてくれて。これは最後のチャンスなんじゃないのって」

オーディションでは16年間取り組んできた得意なバトントワリングを披露しました。
母・貴子さん
「ものすごい葛藤したよね、やっぱり。諦めるよりかはどうせ後悔するならやってみたいって言うんでつい私も『そうだね』って背中を押してしまって」

最初は反対したお父さんも説得。今では1番の応援団です。

卜部 叶夢さん
「かなのお陰で知らない世界を見せてもらってるからありがたい人生って言ってくれました。楽しい、おまえはほんまに面白いなあって言ってくれました。嬉しいです。やっぱり自分は笑顔だったり、明るさが強みだと思っているので他のメンバーの皆様とも仲良く楽しくハッピーになれるようなそんなパフォーマーになりたいです」

このライブ配信のオーディションの狙いは?

専属パフォーマンスチーム担当・那須 るみかさん
「『いかにファンの方に応援していただけるか』を考えながら自己プロデュースしていただきたい」

最終オーディションの動画配信は7月13日(日)までSHOWROOMで続きランキングも参考にしながら審査されます。ドラゴンフライズでは10人前後を採用する方針で8月上旬にメンバー発表の予定です。