この土日に地上の気温を左右する上空下層にやや冷たい空気が入った影響もあって、けさ(26日)の広島県内はヒンヤリした朝となりました。

各地の最低気温は、広島市中区で12.2℃など沿岸部で12℃前後、内陸では一ケタの冷え込みとなり、庄原市では6.4℃、北広島町大朝では4.3℃まで下がりました。平年に比べると5~6℃低い気温です。
この冷え込みもあって北部や内陸の一部では霧が出ているところがあります。朝のうちは見通しの悪化にご注意ください。

きょう26日の県内は、東シナ海や日本海に中心を持つ高気圧の圏内ですが、昼すぎまでは高気圧と日本の南にある梅雨前線との間に広がる上空の高い所の雲がかかりやすいでしょう。多少の日差しはありますがスッキリ晴れるという感じではなさそうです。ただ雨を降らせる雲ではないので雨の心配はありません。

日中の最高気温は、沿岸部で23~24℃くらい、北部で25℃に届くかどうかちう予想です。きのうに比べると沿岸部では1~2℃、北部では5℃程度高くなります。きのうは北風が吹いて体感的に肌寒かったですが、きょうは風もおさまり昼間は過ごしやすくなりそうです。