倒木の撤去作業のため、運転見合わとなっていたJR山陽線・三原~西条駅の上下線が、21日午前9時に運転を再開しました。

JR西日本によりますと20日午後8時前、JR山陽線・本郷~河内駅間で、運転士が、架線近くに木が倒れかかっているのを発見しました。木は長さ約5m、直径約50㎝で、乗客84人と乗務員にけがはありませんでした。

JR山陽線はこの区間を含むエリアをきのうから運転見合わせにしていて、21日午前も撤去作業のため、三原~西条駅間の上下線で始発から運転を見合わせていましたが、午前9時に運転を再開しました。

倒木の原因は根腐れのためということです。

運休した列車は山陽線25本・呉線3本の合わせて28本、遅れは2本で最大92分、約5000人に影響しました。