正午をまわると、各クラスから給食係の児童が集まってきます。こぼさないよう注意を促します。

食べ盛りの6年生。待ちに待った給食の時間です。

児童「いただきます」

おかわりにも行列ができました。

Qきょうの献立何が1番好き?
児童「ぜんぶ。しいて言うなら全部」
Q給食のどんなところが好き?
児童「気持ちを込めて作ってくれたところが好き」
児童「大変なのに頑張ってくれているなと思う」
児童「給食の先生が一生懸命頑張って作っているのが伝わります」
児童「1年性から6年生まで全員が食べやすくて、地域の野菜も食べられてすごくおいしい」

高須小学校 戸田美鈴校長
「給食室は、楽しく美味しく食べられるように工夫しているので、こどもたちもその気持ちをくんで、しっかり食べてもらいたいと思います」

多くの工夫と努力が詰まった給食はあっという間に完食となりました。食べ残しがほとんどないのはおいしさの証です。

下沖先生
「物価高の中でやりくりをしていかないといけないということもあるが、安い材料を使ったり減らすということばかりではなく、調理で工夫できるところを見つけながら、安全でおいしい給食を作っていきたいなと思っています」

給食は、行事食や地元の食品など食に関する知識や習慣を学ぶための、大切な教育活動です。物価高にこどもたちの成長が奪われないよう、きょうも一食に思いを込めて学校給食は作られています。

「きょうはなにがおいしかった?」など、家族で給食について会話するのもいいかもしれません。