別れの春、卒業式のシーズンです。7日は、広島県内にある多くの中学校で、卒業生が学び舎を後にしました。
広島市立幟町中学校の卒業式には、3年生91人全員が出席。コロナ禍だった小学生の時とは違い、一人一人が名前を呼ばれて壇上で証書を受け取りました。
広島市立幟町中学校 湯田明美校長
「まずは、あなたたち、一人一人に心豊かな人生を歩んで欲しいと願っています」
湯田校長は、価値観や文化の多様性を目の当たりにする今、物質的、経済的な豊かさだけが幸せとは限らないとして、「よりよく生きる」ための4つの考え方を紹介し、はなむけの言葉としました。
在校生の送る言葉に対し、卒業生は代表が答辞を読み上げました。
卒業生代表 浜川めいさん
「かけがえのない仲間との、かけがえのない3年間でした」

その後全員で、得意の合唱を披露しました。
合唱曲「群青」は、東日本大震災の後、福島県で生まれた曲で、卒業生はこの日のために練習してきました。

































