□ 研修③ 商品説明

近くにある「ゆめタウン東広島」の鮮魚コーナーです。「モール」のスタッフは、完成までここで研修をしています。

日本人と結婚し、韓国から来日したヤン・ソヌさんです。
鮮魚担当 ヤン・ソヌさん
― ここは、ヤン君がする予定のおすし。
「おすし、おいしいです」

― 鮮魚のおすしは、生本マグロ。冷凍しない生のマグロを仕入れて、手で切って、おいしいマグロを目指しています。

ヤンさんは、これまで日本のすし文化にほとんど触れたことがなかったそうです。

ヤン・ソヌさん
「今の気持ちはわくわくしているし、がんばってすしを作ったら、お客さんが食べる。それを想像しながらがんばりたい」
□ 研修④ 商品陳列

加工食品 佐藤 愛 さん
「商品の場所をまず探します。場所がわからなければ、JANコードの下3ケタを見ます。絶対に正解があります」

菓子やインスタント麺など加工商品を管理する部署の研修です。箱に入ったクッキーなどを棚に並べるときの注意点を教わっています。

佐藤 愛 さん
「つぶれるまでやったらいけん。商品価値がなくなるようなことは絶対したらいけないので、最初のうちは迷ったら持ってきましょう」

バックヤードで商品管理の仕方をひと通り教わったら、カート台車を引いて、いざ出陣です。説明で教わった通り、段ボールから商品を取り出し、商品棚にていねいに並べていきます。
加工食品担当 田畑 真由 さん
― (お客さまが)ピクルスの刻んだやつはどこにあるかって。
「ピクルスの刻んだやつ? ちょっと待って」

研修中にお客さんから商品の場所をたずねられました。

田畑 真由 さん
「お待たせしました。ありがとうございます」
研修中とはいえ、店頭に立てばスタッフの1人…。甘えは許されません。

田畑 真由 さん
「基本的なことはしっかり身に着けて、当日、困らないように、自分が困らないように、お客さまに迷惑かけないようにしたいなと思います」
子育て世代を中心に人口も増えている東広島市の西条地区…。

ゆめモール西条を出店する理由には、主婦層を中心とした地元での人材確保だけでなく、若い世代の多い地域の集客力への期待もあるといいます。

ゆめモール西条 石元 克典 店長
「東広島市で一番フレンドリーな店にしていきたい。お客さんが来たときに気持ちよく買い物して帰ってもらう店になるために1人ひとりが “お客さまファースト” を “腹落ち” してもらえれば」

「ゆめモール西条」は、10月27日にグランドオープンします。
