阪神・淡路大震災発生直前より危険度“切迫” 特にリスク高い8つの活断層

「Sランク」の活断層の中には、発生確率が阪神・淡路大震災が発生する直前の「8%」を超える、特にリスクの高い活断層が8つあります。

発生リスク8%超の活断層
 三浦半島断層群(神奈川)
 富士川河口断層帯(静岡)
 糸魚川ー静岡構造線断層帯(長野県内)
 境峠・神谷断層帯(長野)
 阿寺断層帯(岐阜・長野)
 中央構造線断層帯(愛媛県内)
 安芸灘断層帯(広島・山口)
 日奈久断層帯(熊本)

一方で、地震本部は、たとえZランクと評価された活断層でも、活断層が存在していること自体が、その地域で大きな地震が発生する可能性を示すものであるとしています。

そのうえで、日本は世界的にみると地震活動が活発で、ランク分けに関わらず、どの場所においても地震による強い揺れに見舞われるおそれがあり。また地震は突然発生して甚大な被害を及ぼす可能性があるとして、日ごろからの対策をしておくことが重要としています。