広島県警は落とし物をした時に届け出る遺失届について、オンラインでの手続きを開始すると発表しました。

21日から県警で開始されるのは、遺失届のオンライン手続きです。

これは全国の警察で運用され始めていて、再来年度末までに全ての都道府県警察に広がる予定です。

これまで落とし物をすると、警察署や交番に直接届け出るか、電話で届け出る必要がありました。オンラインの手続きが始まることで、24時間、どこからでも手軽に届け出ができるようになります。

去年1年間の拾得物の受理件数は27万7639件で、そのうち持ち主に返還されたのは5万8356件。返還率は2割程度だといいます。

県警では「届け出をためらっていた方や探すことをあきらめていた方もオンライン手続きを活用してもらい、拾得物の返還につながれば」としています。