
27日朝、広島市と工事を担当する建設業者は、住民説明会を開きました。
建設業者社員
「この度は我々の工事でご心配ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございませんでした」
市と建設業者は避難所の住民に対して、現在進められている原因調査の状況や、当面の宿泊施設、食事・日用品の手配など今後の対応について説明しました。住民からは、避難が終わる時期の見通しや、今後の補償などについて質問がありました。
広島市職員
「陥没か所周辺の復旧および原因究明に全力で努め、当面の生活をフォローさせていただきながら、補償については今後、検討させていただきます」
市と建設業者は今後、それぞれの住民の事情に合わせて、話し合いを進めるとしています。
また、広島市の松井市長も現場を訪れ、工事の担当者から陥没の状況について説明を受けていました。
広島市 松井一実 市長
「今、避難されている方、家が傾いたりとか、この地域で居住できない方の日々の生活の対応をどうするかというのが、当面の課題でありますので、それについてはJV(工事の共同企業体)と役所でしっかり対応いたします」