26日、広島市で発生した大規模な陥没で、周辺の地下で行われていた工事の施工業者と市が、住民に状況を説明しました。
26日午前、広島市西区福島町の交差点付近で、大規模な陥没が起きました。この影響で、市営アパートを含む周辺の11棟が傾いたりひび割れたりしました。
交差点付近の地下30メートルでは、広島市中心部での浸水被害を防ぐために、雨水を流すための新たな下水管を設置する工事が、シールドマシンといわれる掘削機を使って行われていました。
広島市によりますと、26日の工事中に大量の水がトンネル内にあふれ、数分後に地上の道路が陥没したということです。