▽ 実家に災害時の備蓄があるか確認しよう

「飲料水や簡易トイレはそれぞれ1週間分必要です。1人に必要な水は1日3リットル、トイレは6回分が目安です。そして特に高齢の家族に注意を払っていただきたいのが、非常時に持ち出す日用品です。常用している薬やつえ、メガネなどは忘れないようにしてください。ふだんから使っているものだからこそ、事前に準備ができなければ、大きなメモを壁などに貼って忘れないようにしましょう」

▽ 最も大切なポイント:地域とのつながりを確認しよう

「安全な避難情報や、いざという場合の安否確認など、頼りになるのは離れて暮らす家族より近くで暮らすご近所さんです。高齢の家族がふだん近所の方とどれだけコミュニケーションをとっているか確認してみましょう。ぜひ、お盆の帰省中には実家のご近所の方々とも声を掛け合ってください。共助し合えるご近所関係をつくることは、災害に備えるためにもとても大切なことです」

このお盆は家族でいま一度、災害への備えを確認しあう機会にしてみてはいかがでしょうか。