ことしの平和記念式典は、例年より規制が強化され、平和公園全域で入場規制が行われました。

広島市は、平和記念式典について、入場を規制するエリアを、原爆ドーム前を含む平和公園全域に拡大しました。
午前5時から午前6時半まで原爆慰霊碑の参拝を除く平和公園への立ち入りができなくなりました。

記者
「午前6時半です。ゲートが開かれ入場が開始されました」
式典の開催時間にあわせ、入場ゲートでは手荷物検査が実施されるなど厳重な警備が敷かれました。
一方、原爆ドーム前では、デモ団体が昨晩から座り込み、集会場所を確保。
市職員
「退去してください、退去を命令します!」

立ち入り規制が始まった午前5時を過ぎても、市や警察による立ち退き要請を拒み、午前8時すぎに移動するまで原爆ドーム前で集会を続けました。

また、およそ650人が参加した行進では式典会場に向かって大声を出す場面なども見られました。