“圧倒的な筋力” を手に入れるため、清十郎くんは学校生活でもストイックな日々を過ごします。

甲斐清十郎 くん
「今は増量中なので、あんまり脂質とかの量は決めていないので、お母さんに全部やってもらっています」

増量中の現在は弁当の白米の量を400g(約1.3合)。さらに授業中、体内のエネルギーを枯渇させないために休憩時間とて “食トレ” にいそしみます。

クラスメート
「10時半になったら、ささみ食べています」

学校生活から食事まで筋肉のための努力を行う清十郎くん。この取り組みの先には本気で目指す “ある目標” があります。

甲斐清十郎 くん
「高2で全国高校生ボディビル選手権っていう、高校生が出る大会で優勝を目指していて。そこで数年に1回ぐらいの天才みたいな、本当に高校生とは思えないぐらい、そういう天才みたいに自分もなれたらいいなと思って…」

青春を筋肉に捧げ、挑む来年のボディビルの大会―。本人は、「部活をがんばる同級生と変わらない」と話しますが、なぜ、筋トレに目覚めたのでしょうか?

その根底には昔、自衛隊に勤めていた父・勇之介さんの英才教育がありました。