千葉県鎌ケ谷市の路上で男性を車ではねて、その場から走り去ったとして、52歳の男が逮捕されました。はねられた男性は搬送先の病院で死亡しています。

過失運転傷害などの疑いで逮捕されたのは、千葉県船橋市の自称・会社員、高原義隆容疑者(52)です。

警察によりますと、高原容疑者は19日午後11時50分ごろ、鎌ケ谷市東道野辺の路上で、倒れていた70代くらいの男性を乗用車ではね、そのまま走り去った疑いがもたれています。

男性は腰などを強く打ち、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

高原容疑者は事故直後に船橋警察署に出頭していて、ドライブレコーダーに男性をはねた様子が映っていたことなどから、高原容疑者を逮捕したということです。

高原容疑者は調べに対し、事故を起こしたことを認めた上で、「何かにぶつかったか、段差にはまったという認識はあったが、人が倒れているとは思わなかった」と説明しているということです。

警察は、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の状況を調べるとともに、死亡した男性の身元の特定を進めています。