農作物への影響も懸念… ホームセンターには対策商品が並び

大量発生は、農作物への影響も懸念されています。
広島県西部農業技術指導所 河野雄介 技師
「ナシやリンゴといった果実の汁を吸って、吸った場所がスポンジ状になってデコボコした果実に。売り物にならないという農家さんもいらっしゃいます」
広島市のホームセンターを訪ねてみると、カメムシ対策商品がこの時期としては多く並んでいました。

準備されているのは、カメムシ用の殺虫スプレーや忌避剤などで、すでにいつものピーク時と同じぐらいの量を並べているそうです。
DCM 観音新町店 前杢尚美 チーフ
「この時期も、ことしはかなり多くのお電話や店頭での質問をいただいている。例年では秋ごろにピークを迎えるんですけど、ことしはちょっと秋ではなく、今の時期にお問い合わせが多いというのは、例年にはない。秋もたくさんのカメムシが発生する予測はしていますので、その際はカメムシコーナーを作って、多くの商品を陳列して準備したい」