石田充 アナウンサー
…失点もしないと。まだ、あります。もう一つの切り口。開幕1か月を終えて、去年と比較しようと思います。
新井カープ 2年目
~開幕1か月を終えて(23試合消化)
ことし 勝 敗 分 勝差
1 阪神 14 9 3 ー
2 巨人 13 10 3 1.0
3 中日 11 11 3 2.5
4 広島 10 10 3 2.5
5 DeNA 10 13 1 4.0
6 ヤクルト 9 14 1 5.0
今、広島カープは4位ですが、勝率5割、首位とは2.5ゲーム差です。では、1年前、23試合(およそ1か月)を終えてどうだったかというと…

去年 勝 敗 分 勝差
1 DeNA 15 7 0 ー
2 阪神 13 9 1 2.0
3 広島 11 12 0 4.5
4 巨人 11 13 0 5.0
5 ヤクルト 10 13 1 5.5
6 中日 8 14 0 7.0
去年は借金1で、首位と4.5ゲーム差。3位なんですけども、借金が1個あったのが去年なんです。
もう少し細かいデータを見ていきましょう。まず攻撃です。去年と比較して、ホームランはやっぱり外国人がいませんから少なくなっていますが、盗塁のチャレンジする数であったり、成功の数、あとは犠打も多いという数字があります。
開幕1か月を終えて(23試合消化)
打率 得点 HR 盗塁企画 盗塁成功 犠打
ことし.233 69 9 27 12 13
去年 .235 70 16 16 8 8

防御率 失点 被HR 与四球 奪三振 失策
ことし2.41 56 14 60 171 6
去年 2.72 70 14 72 165 13
続いて、カープの守り。失点が減っています。与えたフォアボールも減っています。エラーも減っています。かたいディフェンスを見せています。
では今後、去年みたいにAクラスに行くにはどういったところがポイントになるかというと、1点差ゲームなんです。
1点差ゲーム
開幕1か月 2か月目以降
ことし 2勝7敗〈-5〉 ?
去年 3勝8敗〈-5〉 19勝11敗〈+8〉
1点差ゲームを見ると、ことしは借金5と、ちょっと負け越しています。去年がどうだったかというと、借金5で一緒なんです。
青山高治 キャスター
へえ、そうなんですね。

石田充 アナウンサー
ただ、その2か月目以降はこうなりました。19勝11敗で貯金8。1点差ゲームに強くなったということがあります。今後、こういう接戦に強くなるかどうかというのを見ていただきたいと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)