広島カープは、週末、マツダスタジアムに巨人を迎えて3連戦でした。

4月19日(金)広島 vs. 巨人(マツダスタジアム)

カープの先発は、九里亜蓮 。前回、9失点の登板からフォームを見直すなどし、立ち上がりから持ち味全開です。3回までは低めの変化球がことごとく功を奏し、ジャイアンツ打線をノーヒットに抑えます。

打線は、ジャイアンツの 戸郷翔征 を積極的に攻めます。1回、2アウトから 野間峻祥 がスリーベースでチャンスを作ります。しかし、堂林翔太 はあえなく三振。

0対0のまま迎えた8回、カープは代打・二俣翔一 がプロ初ヒット。育成出身の苦労人の出塁で球場のムードは変わります。その後、2アウト・3塁・2塁となりますが、この日、2安打の野間が倒れ、先制点を奪えません。

それでも、投手陣が踏ん張ります。9回は 栗林良吏 。フォーク、フォーク、フォーク。三者連続三振のナイスピッチングを見せます。

延長12回ウラ、カープは 坂倉将吾 が2アウトからヒットで出塁。ここで 新井貴浩 監督は、代走に 羽月隆太郎 、代打に 松山竜平 と全ての手を打ちます。しかし、ランナーの羽月が飛び出しゲームセット。積極的に攻めながらも0対0の引き分けです。