完封勝利の立役者3人

天谷宗一郎 さん
11日(木)の試合。まさに守り勝ったなっていったような試合ですよね。初回、2アウト・ランナー2塁でこの大山選手の当たりに対してレフトが不慣れな 秋山翔吾 選手。打球はクセがあるんです。そんな中でも細かいステップを入れながら体が浮かないようにしっかりと取り切る。秋山選手、ビッグプレーでした。

石田充 アナウンサー
この3連戦が初めての甲子園レフトの守備だったんです。前日もすばらしいプレーがありました。

天谷宗一郎 さん
はい。守りの方でしっかりと貢献してくれています。

石田充 アナウンサー
そして、7回の場面です。

天谷宗一郎 さん
阪神の先頭バッター・佐藤選手ということで外野手は後ろに寄っていたんですけれども、後ろによっているからこそ、フェンスってすごく気になるんです。そのフェンスの怖さをものともせず、久保修 選手のビッグプレーです。ぶつかった反動でボールを離してしまうこともあるんです。それをしなかったボールへの執着心、すばらしかったです。

石田充 アナウンサー
さらに終盤、1点リードの9回。

天谷宗一郎 さん
このプレーは本当にビッグプレーです。上本崇司 選手、最後に飛んで(キャッチして)いますから。

田村友里 キャスター
浮いていますね。すごい。

天谷宗一郎 さん
よく見てもらいたいんですけども、頭とグラブの位置は変わっていないんです。しっかりとどの打球が来るか準備しながら、あそこで切り替えているんです。頭とグラブを支点にしながら飛び込んでいる。これは、本当に上本選手、チームを救ったビッグプレーです。

石田充 アナウンサー
こういった3つのプレーもあって 田村俊介 選手の1点を守り切ったというゲームで、カードを勝ち越した甲子園での週の前半の戦いがありました。

いい形で東京ドームに乗り込んだつもりだったんですが、巨人も勢いがあったということではあるんですが、14日のゲームで “輝く男” がいました。