アカデミー賞の7部門を受賞した映画「オッペンハイマー」が全国公開されて4日で1週間です。原爆を開発した物理学者を描き、日本でも話題となっていますが、特に被爆地・広島と長崎で多くの人に見られているようです。
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映画「オッペンハイマー」は、第2次世界大戦のさなか、原爆の開発を指揮したアメリカの物理学者、ロバート・オッペンハイマーを描いた作品です。

“原爆の父” と呼ばれる一方で、自らが開発した原爆が広島と長崎に投下され、想像を絶する被害が出たことを知り、苦悩する姿が描かれます。
クリストファー・ノーラン監督の作品で、アカデミー賞では「作品賞」など7部門を受賞して話題となりました。

日本での公開から1週間―。広島市内の映画館では大勢の人が訪れていました。
観客たち
「前からオッペンハイマーを知っていましたが、映画でやるので、知りたいと思って来ました」
「クリストファー・ノーラン監督の作品は好きなんですけど、原爆がどういうふうに描かれているか興味があります」
