一方の打線は、8日から 野間峻祥 と 上本崇司 が合流。37歳の “159勝” 右腕、涌井の前に、簡単にヒットは出ませんでしたが、元気な姿を見せます。

そして、注目の新外国人、4番のシャイナーは4回、ノーアウト・1塁で登場しますが、変化球を引っかけてダブルプレー。オープン戦5試合に出場して、まだ初ヒットが生まれません。

5番のレイノルズは、5回、ベテラン・田島の外の球にコンパクトに対応してレフト前ヒット。日本野球への適応を見せる一打となりました。

ゲーム後半、存在感を見せたのが、実績組のリリーフ陣でした。6回、復活を期す 森浦大輔 は、やはりチェンジアップのキレが抜群。4番・中田翔を三振に仕留めると、ピッチャーゴロのフィールディングも軽快で、三者凡退に押さえ込み、左のリリーフとしてアピールに成功しました。

森浦大輔 1回 球数11 被安打0 奪三振1 失点0

そして、7回は1軍に合流したばかりの31歳、中﨑翔太 がマウンドヘ。足を大きく上げるフォームから146キロのストレート。だからこそ、変化球が生きます。売り出し中のロドリゲスもそこから変化球に全くタイミングが合いません。こちらも三者凡退の好投を見せ、“勝利の方程式” は、まだまだ混戦模様です。

中﨑翔太 1回 球数12 被安打0 奪三振1 失点0

試合は、4対0で中日が勝利を収めています。