再起戦は地元広島でメインイベント!

再起戦となった高校3年生の初試合は、地元広島でメインイベントの重責を担います。

ボディでダウンを奪うと、高校のクラスメートの前で1ラウンドKO勝ち!

芝宏二郎 選手(勝利者インタビュー)
「これから大阪とか東京で試合していくので、広島から応援してくれたらうれしいです」

去年は4戦全勝3KOで国内の軽量級を代表するトップ選手の1人に躍り出ました。

さらに上を目指すため新たに取り組んでいるのが、パンチテクニックの向上です。出稽古に訪れたのは崇徳高校ボクシング部。全国王者を何人も誕生させている国内屈指の強豪校です。

芝宏二郎 選手
「この前、那須川龍心に負けてからボクシング技術が足りないというのが課題だったので」

― ボクシングとキックボクシングは違う?
「全然、違います」

ボクシングはパンチだけで、キックボクシングのように蹴りがないため、相手との距離やディフェンスも違ってきます。履き慣れないリングシューズで練習に臨みます。

スパーリング相手は、ライトフライ級の 吉田太雅 選手。スピードが持ち味、去年の全国選抜3位のトップ選手です。

芝宏二郎 選手
「めちゃくちゃ速いし、めちゃくちゃ強いです。でも吉田太雅くんのパンチを受けてたら、試合相手のパンチなんか全然怖くないんで」

崇徳高校ボクシング部 吉田太雅 選手
「宏二郎選手はパンチ力もあるし、自分が大振りになったところ、そこを狙ってショートでカウンターパンチ入れたり、宏二郎選手がペース持っていくような感じなのでやりづらいです」