広島カープ、26日は試合はありませんでしたが、グラウンドのマウンドには主力投手が上がり、状態が気になるドラフト1位の 常廣羽也斗 も沖縄で初めてブルペンに入りました。

一柳信行 アナウンサー
今、ちょうどファンの方に対して 新井貴浩 監督のサイン会が終わったところです。去年もそうなんですけど、選手たちもサインをしているんですけど、新井監督がサインをしているときが一番盛り上がっているようです。まだまだ現役時代同様、新井貴浩人気というのはすごいと、この沖縄でもあらためて感じています。

では、きょう(26日)の練習の模様を振り返ります。

沖縄キャンプも残り2日ー。実績のある先発陣がシート打撃に登板しました。右ひじの手術明けであせらず、じっくり調整を続けている 大瀬良大地 は、沖縄キャンプで初めてバッター相手に投げました。

同学年の 堂林翔太 から直球でも変化球でも空振りを奪うなど、打者4人に23球を投げ、ヒットはゼロ。実戦登板へ向けて、また1つ段階を上げました。

広島カープ 大瀬良大地 投手
「抜けるボールもあったし、まだまだ仕上げていかないといけないところもあるんですけど、まっすぐに関しても空振りとかファウルも取れたし、ほかの球種でもその球種の意図っていう反応を取れたりもしたので。残り1か月ありますし、ここで細かいところも詰めていったりとかして、そういう作業を経て、また新たな気持ちでシーズンを迎えたいと思います」

また、開幕投手の 九里亜蓮 は、キャンプ2度目の対バッターでした。ただ、好調の 田中広輔 に2ベースを打たれると、1軍生き残りへアピールを続ける若鯉たちにもヒットを許します。

「ストレートはよく、調整はプランどおり」と話しますが、「変化球が狙ったところにいかなかった」と課題を口にしました。

広島カープ 九里亜蓮 投手
「(今後は)しっかりと結果を求めていきながらバッターの反応をしっかり見ながら自分の意図したボールを投げていけるようにやっていければいいかなと思います」