自然や生き物に触れて穏やかに過ごせるのが「渡名喜島」。そこには昼の島の顔と、夜の島の顔の両方が存在します。のんびりとした時間が流れる渡名喜島の魅力を紹介します。
渡名喜島にある数多くの“ラッキー”とは

今野リポーター
「あぁ~風が気持ちよくて、日差しも最高ですね~、さぁ!あちらに見えるのが渡名喜島です。私ちょっと人混みに疲れたので、きょうは時間を忘れてゆったりと島の魅力を巡ります」
青々と生い茂るフクギに、赤瓦。沖縄の原風景が今も色濃く残る「渡名喜島」。

那覇からフェリーで2時間!2つの山が交わってできた島には、100年以上受け継がれてきた伝統行事があります。人々が暮らす集落は、島の総面積の3分の1ほどでおよそ300人と、日本で2番目に小さな自治体です。
そんな島の魅力を地元の人に伺うと?
商店の店主
「自然じゃないでしょうかね。のんびりだし」
漁師
「自然豊かな島だね」
温もりを感じる自然豊かな島の景観が評価され、2000年には集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
今回島を案内してくれるのは南風原豊さん。民宿を営む傍ら要望があれば観光ツアーも行っていて、今回は「出会えたらラッキー」なものを探します。
車を走らせること5分、海に浮かぶ黒い物体が!
今野リポーター「さっそくあそこにいるのが」
南風原さん「そうですカメです」
今野リポーター「こんなにすぐ出会えるもんなんですか⁉」
南風原さん「そうですね、満潮のときは常にウミガメが中に入ってきます」

ひとつめの”ラッキー”は「ウミガメ」。
渡名喜島は別名『ウミガメの島』と呼んでも過言ではないくらい、1年中たくさんのウミガメが見られるそうです。
今野リポーター
「なぜこんなにカメが多いんですか?」
南風原さん
「昔から共存していて、食べる習慣もないので、ウミガメがどんどん増える一方です。満潮になったらこういう形で餌を食べに来て、目の前までやってきます」