防衛省が、沖縄県うるま市に建設を計画している自衛隊の訓練場について、地元の自治会長会が一致して計画に反対する方針を示しました。

防衛省は、沖縄県うるま市石川のゴルフ場跡地に、陸上自衛隊の訓練場を新たに建設する計画で、来年度中に土地を取得し、2026年度にも工事をはじめるとしています。

この計画について、建設予定地があるうるま市石川地区の15の自治会でつくる自治会長会は、全自治会が訓練場建設に反対する方針で一致しました。

自治会長会では今後、計画への反対を示す横断幕を作って地区内に掲示するほか、市議会議員などとも連携して建設阻止に向けて活動していくということです。

防衛省は、今月11日に説明会を予定していますが、建設予定地を含む旭区と東山区の住民に対象を限定していることから、自治会長会では石川地区全ての住民を対象にした説明会を実施するよう求める方針です。