東濱選手の親戚は甲子園優勝にプロ野球でノーノー達成のあの投手

中学2年生の時から、140kmを超えるボールを投じ、去年夏にはU―15の日本代表、侍ジャパンにも選ばれた成和さん。

実は東濱という名前の通り、福岡ソフトバンクホークスで活躍する東浜巨投手は『はとこ』にあたり、幼いころから目標とする投手でした。

宜野湾ポニーズ 東濱成和さん
「東浜巨選手が親戚というのを小学校4年生のころに自覚というか、知りまして、一番大きいんですけど、チームで勝って甲子園に行って、そこで優勝出来る、東浜投手のようなピッチャーになりたいなと思っています」

家に帰ると、自宅ではスマホを触るか宿題をするかという、普通の中学3年生。趣味を聞くと、意外な特技を挙げてくれました。

宜野湾ポニーズ 東濱成和さん
「いろいろ兆とか億とかいくんですよ。億だったりもうなんかえぐい桁いくので」

そろばんやピアノ、書道など、これまで様々な習い事をしてきた成和さん。中でも特に夢中になったのは、チーム全員でボールを投げ合うドッジボールだと言います。

宜野湾ポニーズ 東濱成和選手
「ドッジボールは、あんな大きいボールを投げる、その力もつきますし、遊びでやったら楽しいなって思って」

その後、野球を始めたのは小学4年生と、周りの選手と比べると少し遅めのスタートになりましたが、ドッジボールで培った技術は野球に通じるものがありました。

父・忍さん
「(ドッジボールは)手だけで投げきれないので、身体全体を使うのはやっぱりいいかなと思います。最後の1プレーで当てられて、自分のせいで負けてしまったという、これで泣いてしまったこともあったんですよ。それでまた、次はそうならないようにと学んで成長できる部分もあったのでよかったと思います」