うるま市で計画されている陸上自衛隊の訓練場建設について、地元の自治会が市としても反対するよう、うるま市長に申し入れました。

防衛省はうるま市石川にある東山カントリークラブの跡地に、陸上自衛隊の訓練場を造る計画で来年度中に土地を取得し、2026年度にも着工するとしています。

建設予定地を含むうるま市の旭区自治会は、臨時総会で計画反対を決議し、先週うるま市の中村市長に市としても、住民と同じく「断固反対」の立場に立つよう要請しました。

これに対し中村市長は賛成、反対を明確にはしなかったという事です。

うるま市旭区自治会 安田公評議委員
「(建設が)決まったことなのかどうかを市長に確認したが、明言してもらえなかった」

旭区自治会では29日午前、沖縄防衛局に対しても建設反対の決議を伝えるとともに住民説明会の開催を求めました。