人や貨物の行き来が増える年末を迎え、薬物などの密輸の取り締まりを強化する特別警戒期間がスタートしました。
沖縄地区税関は今月12日から20日までの間を年末特別警戒期間として、空港や港での密輸の取り締まりを強化します。
那覇空港税関支署では12日、出発式を行ったあと、早速、麻薬探知犬が海外から到着した客のスーツケースなどを嗅ぎ違法薬物がないかなどを調べていました。
沖縄地区税関・庄子真憲税関長
「水際での取り締まりを厳格に行い、県民の皆さんに情報提供の呼びかけをしていきたい」
県内ではことし、国際便の再開などにより薬物の摘発件数と押収量が過去3年を上回るペースで増えており、沖縄地区税関は人員を増やして警戒にあたる方針です。