沖縄県で飲酒運転の一斉取締りが実施され、酒気帯び運転の疑いで13人が摘発されました。

年末が近づき飲酒の機会が増えることから、沖縄県警は、12月を「飲酒運転取締り強化月間」としていて、強化月間初日の1日深夜、警察官260人を動員し県内22箇所で一斉に取り締まりを実施しました。

那覇市奥武山の国道331号では、午後11時半から南向きの3車線を規制して、検問所を設置し、ドライバーのアルコール検査などを行いました。


一斉取り締まりでは、酒気帯び運転の疑いで、アメリカ空軍の上等兵や業務中の運転代行業者など13人が摘発され、その他、無免許運転や携帯電話の使用などであわせて25人が摘発されました。

沖縄県内では、今年1月から11月末までに飲酒運転の疑いで、1015件が摘発されていて、飲酒絡みの死亡事故も昨年の3件を1件上回る4件発生しています。

県警察本部交通指導課の保里武志次席は「飲酒運転は犯罪との意識を持ってハンドルを握ってほしい」と注意を呼びかけています。