津嘉山ロールに詰まった地産地消の思い

DUO 與那覇政儀オーナー
「生地にかぼちゃを練りこんでいることですね、津嘉山地域がカボチャの産地なので。それで地産地消も含めて入れています」

使用しているのは、ほとんど県外の高級料亭へ出荷されるというブランドのかぼちゃ。その規格外となった商品を使用しています。

DUO 與那覇政儀オーナー
「料金はめちゃめちゃ高いです。やっぱり地元のものを使いたいなということで、さらに美味しいんですよ」

完成まで1年もかかった店長の自信作「津嘉山ロール」。かぼちゃのペーストが入った生地と、かぼちゃが入った粉を混ぜ合わせ、オーブンで焼き、クリームを塗り、巻いて、そっと押さえたらできあがり。

ロールケーキを作る際に切り落とす両端を、ジョガーが食べやすいように半分にカットし、ジョガーの手が汚れないように、オーブンシートでケーキを包んで配ります。

DUO 與那覇政儀オーナー
「かぼちゃの風味はそんなにしないんですけれども、飽きない味でさっぱりとしてとっても美味しいです」

お客の評判も上々です。

Qきょうは何を買いに?
買い物客
「きょうは津嘉山ロール。そんなに甘すぎず、スポンジの部分もふんわりしているので、全体的においしいです」

「津嘉山ロールが有名なので、おみやげに持っていくときに使ったりしています」

およそ500~600個を3週間ほど前から準備するという、オーナーの與那覇さん。NAHAマラソンに提供するきっかけはジョガーの一言でした。