12月3日に開催されるNAHAマラソン。42.195キロの道のりを6時間15分以内に走破しないといけない制限時間が設けられており、時間内にフィニッシュゲートがある奥武山陸上競技場に入らなくてはなりません。
去年、あと一歩のところで惜しくも完走を逃したジョガーはことし家族愛あふれる温かい環境で楽しく走ることを目指しています。
鉄のゲートにゴールを防がれた あと一歩の女

NAHAマラソン名物、ゴール手前の最後の関門となる「鉄のゲート」と「人間の鎖」。制限時間である6時間15分以内にここを通過できなければ「完走」とはならず、毎年ゲート越しに明暗がくっきりと分かれます。
濱元さん(去年のNAHAマラソン)
「えー!うそ!なんで…。そういう人なんだと思います。あと一歩届かない」
リポーター「そんなことない!ここまで走り切るだけでも相当すごいことです」
濱元さん「あと一歩の女で…」
去年、マラソン初挑戦だった濱元香合さんも、ゴール目前で悔し涙を飲んだ一人です。
去年ゴールできなかった濱元香合さん
「すみません本当、あんな感じで使われて(笑)去年はそこまで悔しいという感覚はなくて、奥武山公園まで行けたことが私からしたら考えてもなかったと」

運動経験としては、幼稚園からバトントワリングを続けており、身体能力には自信があると話した濱元さんですが、マラソンは全く別物だそうです。
今は指導者として競技に関わり、大会にも帯同するなど後輩の育成に力を入れています。
濱元さん
「マラソン練習は朝か夕方。そんなに走るのは得意ではないので、がっつり練習はしていない。NAHAマラソンを走って、こんなに声援があって楽しく走れると思っていなかったんですよ。今年は完走できたらもっと楽しいかなという感じ」
朝練の時は必ずやって来るという神社を参拝し、気持ちを整えるのもルーティン。

濱元さん
「NAHAマラソンの練習の間、怪我をしないようにというお願いではないですけど『無事にしっかり走れますように』という形でどちらかと言ったらご挨拶という感じで来ている」