昨シーズン、悲願の日本一に輝いた琉球ゴールデンキングス。実は売り上げの面でも大きく数字を伸ばしています。チケット売り上げではサッカーJリーグにもひけをとっていません。

琉球ゴールデンキングスは22日、ホームページで昨シーズンの決算を発表し、グループとしての売上高が過去最高となる28億9400万円にのぼったと発表しました。

11月22日にBリーグが発表したクラブ決算表によると、球団としても全体で3位の売上高となりました。2026年に創設される新たなトップカテゴリーBリーグプレミアには売上高12億円という条件がありますが、これを大幅に上回る数字を残しています。

なかでも特に数字を牽引したのは、チケット収入です。

沖縄アリーナが完成し、コロナ禍にはあった観客数の制限がなくなった昨シーズンは1試合平均6823人。合計で27万人を超える来場者を記録し、チケット収入だけでBリーグ唯一の10億円を超える売り上げにつながりました。

チケット収入ではサッカーJリーグと比較しても、浦和レッズ(14億3900万)、川崎フロンターレ(10億4800万)、横浜マリノス(10億1900万)に次ぐ数字となっており、毎試合ほぼ満員となるホームゲームの人気の高さが分かる数字となりました。

リーグ連覇を目指し今シーズンも好調のキングス。

来年1月にはBリーグのオールスターゲームの県内開催も予定されるなど、さらなる盛りあがりが期待されています。