アメリカ軍那覇軍港を浦添市に移設する計画をめぐり、在沖アメリカ軍の幹部はインフラ設備が充実することなどを理由に「面積が小さくなっても運用に影響を与えるとは考えていない」との認識を示しました。
在沖アメリカ軍は今月7日から3日間、報道機関向けに軍事活動などについて説明するワークショップを開催し、基地内や訓練の様子を公開しました。
最終日の9日は浦添市への移設が予定されている那覇軍港で説明会が開かれました。
およそ56ヘクタールの那覇軍港に対し、移設後はおよそ49ヘクタールと小さくなる予定ですが在沖アメリカ軍の幹部は「軍港の新設でクレーンなどのインフラが充実するため、面積が小さくなっても運用に影響を与えるとは考えていない」との認識を示しました。

このほか、「自衛隊とは日々協力して活動している」などと述べ、日米の連携の重要性を強調しました。