沖縄県勢の活躍も光ったプロ野球日本シリーズ。
阪神タイガースの38年ぶりの日本一にキャンプ地宜野座も盛り上がりました。
関西対決となった今年の日本シリーズ。両チーム3勝3敗と、ともに王手をかけて迎えた第7戦。
連覇を狙うオリックス・バファローズは、今や左のエースへと成長した22歳、宜野湾市出身の宮城大弥に勝負のマウンドに上がります。
宮城は持ち前の緩急を武器にこの日もタイガース打線を封じ、序盤は緊迫した投手戦となります。

それでも、38年ぶりの日本一へ、キャンプ地・宜野座も熱い応援を送るタイガースは4回、ノイジーがレフトスタンドへと運ぶ値千金の3ランホームランを放ち先手を奪います。
タイガースはさらに5回。宮城、さらにそのあとを受けた、沖縄市出身の比嘉幹貴を攻め6-0と大きくリードを広げます。
そして最終9回、ついに歓喜の瞬間が訪れました。

女性
「ありがとうございます、最高です」
男性
「今日の日本一はみなさん応援のおかげだと思います。2月のキャンプに向けてみんなで盛り上げて、宜野座村をいっぱいアピールしたいと思います!頑張ります!」
當眞淳村長
「受け入れをして21年目になりますか、日本一にようやくたどり着きました。嬉しく思います」「来年は制限も外れてより多くの来場者が訪れると思います。キャンプ地としてしっかり体制を整えたいと思います」
38年ぶりの日本一。キャンプ地・宜野座は、来年2月も一層の盛り上がりを見せそうです。
【記者MEMO】
バッファローズ投手陣の沖縄リレーがタイガース打線につかまり、県民としては少し複雑な結果となりましたが、38年ぶりの歓喜を目指す勢いが現れた結果となりました。宜野座村のみなさん、タイガースファンのみなさん、おめでとうございました。