自衛隊が北大東島で計画している管制レーダーの配備をめぐり、防衛省が今月20日にも住民説明会を開催する方針で調整を進めていることが分かりました。
防衛省は北大東島に外国機を監視する航空自衛隊の警戒管制レーダーの配備を計画していて、これまでに島内で測量調査などを進めていました。
こうしたなか、先月30日に防衛省の担当者が村役場を訪れ、配備が決まった場合の機材の詳細などについて説明があったということです。
村からは住民説明会の開催を求めたということで、関係者によりますと今月20日に説明会を開催する方針で調整を進めていることが分かりました。

北大東島への自衛隊の配備をめぐっては、おととし北大東村議会で配備を求める意見書が全会一致で可決されています。
北大東島に自衛隊の部隊が配備されれば大東島地方で初めてとなります。