19日正午前、沖縄県糸満市の沖合でダイビング中の7人が行方不明となっていた事故で、海上保安庁はこれまでに7人全員を発見、救助したということです。

第11管区海上保安本部によりますと、19日午前11時48分、「ダイビング中に7人が行方不明になった」と通報があったということです。

行方不明になっているのは、本島南部のダイビングショップが開催したツアーに参加した客とインストラクターの男性4人、女性3人のあわせて7人です。

ルカン礁

7人は、糸満市の西の沖合およそ12キロにある「ルカン礁」付近で「ドリフトダイビング」をしていたということです。ドリフトダイビングは、潜って潮に流されながら海中を移動する上級者向けの方法です。

事故当時の現場海域の天候は曇りで、南南西の風10メートルだったということです。

救助・捜索にあたる海上保安庁の船

海上保安庁ヘリによる救助活動