沖縄県中部にある観光地、北谷町美浜。多くの地元民や観光客のほか、外国人の姿も多く見られる、沖縄独特のちゃんぷるー文化を感じられる地域となっています。そしてこの北谷町美浜のフィッシャリーナ地区と呼ばれる海岸沿いにレストランの中には、ビールの醸造所が併設されています。町自慢のこだわりのビールの魅力を取材しました。

平良記者
「アメリカンビレッジから連なるフィッシャリーナ地区に来ています。あちらのレストランには町を代表するオリジナルのビールがあるんです、それでは行ってみましょう!」

北谷町美浜にあるチャタンハーバー ブルワリー&レストラン。店内に併設された醸造所を眺めながらオリジナルのクラフトビールを楽しむことができます。ここで造られているのが北谷生まれ北谷育ち。その名も“チャタンビール”です!沖縄の気候に合わせた6種類のクラフトビール。これまでに国際的な大会で数々の賞に輝きました。

チャタンハーバー ブルワリー&レストラン 眞境名しのぶさん
「沖縄の自然がコンセプトとなっていて、その沖縄の風や自然文化を感じてほしいと思いましてそれぞれにコンセプトを作り飲みやすいビールを作っています」

北谷ビールを誕生させたのが製造の責任者、ヘッドブルワーの眞境名しのぶさん。一つ一つのビールに合わせ素材を厳選し、丁寧に造り上げています。種類により異なる風味のモルト(麦芽)を作りたいビールに合わせて種類を変えていきます。

Q色もちがいますね?
「形が違っていて、こちらはでんぷん質が多いんですけど、こちらはタンパク質が多くなっていて、この小麦のモルトを使うことによって濁りやコクがあるビールができます」

原料である麦芽を粉状にしてお湯と混ぜビールの元となる麦汁を造ります。そして、酵母菌がつくりだす炭酸で発酵させていきます。その後、熟成する時間も必要なため商品として完成するまでに2か月かかるものもあるそうです。

なかでも日本人客に人気だというラガーは柑橘系の香りがする麦芽を使い飲みやすくキレがあるビールに仕上げています。

平良記者
「すっきりとした味わいで、苦みが本当に少ないです。南国の雰囲気を感じることができます」

ビール造りの工程で、他にも意識していることがあります。



眞境名さん
「レストランのほうで美味しい食事があるので、おいしい食事と共に飲んでほしいなと持っていますので、本格的なビールだが食事と合わせやすくて飲みやすいビールを心掛けて作っている」

本格的な料理と手塩にかけたビールで北谷の町を感じられるように。『ここだけの特別な体験の一つとして町を訪ねてきてほしい』という思いが込められています。

眞境名さん
「こちら(北谷町)の方、やはり外国の方も多いですし、文化の発信地だと思うのでここから沖縄のビールが広がっていけばと思っている。私どもの方もゆくゆくは皆様に、世界に認められるようなビールを作っていきたいと思っていますので、ここから沖縄のビール美味しいぞと発信していきたいと思います」

北谷町を訪ねると、手塩にかけてビールを造る職人と、世界を目指す町自慢のビールがありました。