正式種目となるインターハイに向けて、追い込む練習の日々
「こんにちは」
ジムでの練習が始まるとスイッチが入ったようにガラリと表情が変わる新垣。
新垣彩菜「基本は自分よりも15cm以上身長の高い相手を想定して、リーチが長くて、その相手に入って行って中で打つイメージをして打っていた。」

今年プロデビューした兄・新垣基広とのマススパーリングは、身長の高い相手を想定した最高の練習。
兄・新垣基広「一歩引いてしまうクセがあるので、回った時にすぐ入れるようなアドバイスをいつもしています。それをなくせば、もっと良いファイターになる」

新垣彩菜「前々からの自分のボクシングの目標が『みんなに勇気を与えるボクシング』なので、前に入って、どんだけ相手が自分よりも大きくて強くても前に入ってめげずにどんどん相手を倒していくのが目標です」
かつて無類の強さを誇った鉄人、マイク・タイソンに憧れる高校2年生・新垣彩菜。県総体では初開催となるボクシング・女子の部に向け、虎視眈々と拳を磨きます。