ことし3月の県内の有効求人倍率は1.14倍で、コロナ禍からの回復傾向が続いています。

沖縄労働局によると、仕事を求める人1人当たりにどれだけ求人があるかを示す県内の有効求人倍率は、前の月より0.02ポイント上昇し、1.14倍となりました。

去年8月から8か月連続で1倍を上回っていて、2020年3月以来の高い水準となっています。

新規の求人数は1万2186人で、前の年の同じ月に比べて7.5%増と24か月連続の増加となり、産業別では生活関連サービス業・娯楽業が49.8%増とコロナ禍からの回復が見られます。

沖縄労働局は、「県内の雇用情勢は、改善傾向は続くが物価上昇などの影響を注視する」としています。