女子プロゴルフの開幕戦、ダイキンオーキッドまで1週間と迫り、ことしもプロの真剣勝負に注目が集まります。こうした中、ダイキンオーキッドは毎年アマチュア選手の参加枠を設けていて、過去には諸見里しのぶさんなどがアマチュアながら上位に食い込むなど、毎年アマチュアの活躍にも注目が集まっています。

吉﨑マーナ(15)もそうしたアマチュア選手の1人。沖縄カトリック中学3年ながらダイキンオーキッドへの出場権をかけたアマチュア選手権をトップ通過。2年連続の出場権を手にしました。

吉﨑マーナ「土日はずっとゴルフをしている感じで、今も遊ぶよりゴルフをしている方がいいなって思います」

持ち味はショット力。その力は予選落ちに終わった去年のダイキンオーキッドより増していると語ります。

本格的にゴルフを習い始めたのは小学1年のとき。おもちゃのクラブは、すでに3歳の頃から握るなど幼いころからゴルフは身近な存在。そのゴルフを始めたきっかけは父・俊朗(としお)さんです。年々、県外遠征が増える娘に帯同し、そのプレーを支えています。

父・俊朗さん「ゴルフを始めてからゴルフ以外の旅行も行ってないですし」
Q遠征についていくのは大変では?
「大変ですよ(笑)、大変です」
吉﨑マーナ「お父さんは、ありがたいですね」

15歳の娘は少し恥ずかしそうにこう語りましたが、父は去年初の出場となったダイキンオーキッドを経た娘の変化を感じていました。

父・俊朗さん「ゴルフが大好きで、やるのであれば、この大会に出たいっていう気持ちは7、8歳ぐらいから漠然と思っていたと思うので、そこからは本人も意識も変わりましたし取り組みも大きなきっかけになったと思いますけど」

2回目の挑戦となるダイキンオーキッド。去年以上に楽しみたいと語る吉﨑の目標は明確です。

吉﨑マーナ「まずは4日間笑顔でプレーして、ローアマチュア(ベストアマ)を取れるように頑張りたいです」