子どもの特性に合わせた指導
この日、初めて歌声を披露した子がいました。ダウン症のある、米丸明己翔(よねまる・みこと)さんです。およそ2年半前から合唱団に参加しています。
母親 米丸志保さん:
「舞台に立つのもすごく好きで、人に見られるのも好きなんですけど。歌詞を覚えるのが難しくて、彼にとっては」
毎週練習に参加するものの、2年あまり歌うことはなかったそうですが、慰霊の日から急に歌うようになったといいます。練習の日、明己翔さんが床に仰向けに寝そべりながら歌い始めました。それを見ていた指導者が…
声楽家 知念利津子さん:
「じゃ、わかった。みことのアイデアを採用しよう。みんな、仰向けになって。みことみたいに」
声チームを指導する声楽家 知念利津子さん:
「子どもたちを見て、どのように伸ばしていけるか、音楽を楽しめるかを考えながらやっている。子どもたちは練習のちょっとした瞬間にスイッチが入るんですけれども、これが本番でできるかどうか、私たち大人でも難しいことなので」
「それが慰霊の日を境に彼の中で音楽が始まっているのが見えてくるのは、非常に幸せなことだなと思っていますので」









