倒木を防ぐには、ガジュマルの習性に注意

樹木医の生沢氏は、倒木の背景について次のように分析しています。

日本樹木医会 沖縄県支部長 生沢均氏:
「定植されてから上の方は育ったけれども、地下の方がうまく育っていなかった。この辺は、もう少し基盤に根っこが入りやすいような手法が必要だったかもしれない」

木は今後、市内の公園に移植され、順調に育つようであれば、元の場所を含めて今後検討される適切な場所に植え戻されるということです。

このガジュマルは沖縄市の八重島公園に一時的に移植されることになりましたが、今後の倒木を防ぐ鍵として、樹木医の生沢氏は、ガジュマル独特のある習性を挙げています。

ガジュマルは、幹や枝から気根(きこん)と呼ばれる、ひげのような根を地面に向けて垂らし、それが太くなって自らを支える習性があり、将来的に植え替える際に、この気根がのびのびと育ち、地面に根を張れるだけの十分なエリアを確保することが、次の倒木を防ぐために重要だということです。