梅雨シーズンが本格化する中、カビが原因の肺炎に注意が必要です。
梅雨の時期に増加「夏型過敏性肺炎」とは
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
まず「過敏性肺炎」は、カビやホコリやばい菌に対するアレルギー反応で起こる肺炎です。
中でも、腐った建材やお風呂場などの水回りに生える「トリコスポロン」というカビによる「過敏性肺炎」を「夏型過敏性肺炎」と呼びます。
木造建築は減ってきてはいるんですが、水回りなどで手の入っていないところや、帰省時に実家の木材の腐ったところなどから感作して、アレルギー性の肺炎を発症し、時には重くなってしまうこともあるので注意が必要です。

「夏型過敏性肺炎」の初期症状は▼咳▼倦怠感▼息切れ▼発熱です。
重症化すると慢性的な肺炎になり肺機能が低下。最悪の場合死に至る可能性もあります。
初期症状では風邪やインフルエンザと見分けにくく、発見が遅れて重症化する恐れもあるそうです。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
比較的、痰が絡まない乾いた咳で、熱はあまり高熱ではないことが多いです。
風邪の中に混ざってきますから最初はなかなか分かりにくいんですけど、やはり症状が長引きますね。

≪夏型過敏性肺炎の特徴≫
◆2週間以上風邪症状が続く
◆梅雨時期(6月~9月)に症状が出る
◆旅行など外泊すると症状が治まる
女性は男性よりもかかりやすく、30代から50代に急増しています。
伊藤院長は、特に家の中や睡眠時に症状が強く出るのが、夏型過敏性肺炎の特徴だとしています。
伊藤院長:
よくあるのは、謎の肺炎として入院して、良くなって退院するとまた悪くなるということを繰り返す。そこで家の中にあるカビが原因の肺炎になっていることが分かる、ということが多いですね。














