「暖かく湿った空気が流れ込む」水蒸気観測の最前線へ

そして今年度、NTTとOISTは新たな観測目標に照準を合わせています。発達した雨雲が帯状に連なり、同じ場所に長時間強い雨を降らせる「線状降水帯」です。その発生には、海から流れ込む大量の水蒸気が深く関わっています。

特に九州で発生する線状降水帯では、東シナ海から暖かく湿った空気が流入することが知られています。

2026年度からは「線状降水帯」の解明に挑む

6月から7月にかけて、観測エリアを九州西方の東シナ海まで拡大し、海上の水蒸気を直接観測する取り組みが始まりました。