ピアノと同じルーツといわれる楽器

御座楽で演奏される楽器、揚筝(やんちん)は、ピアノと同じルーツと言われています。

首里王府阿波連路次楽御座楽保存会 池城優美子さん:
「最初は全然違う形と思ったんですけど、観察してみると、この音。チェンバロという楽器と音が似ているかもしれないと気付いたり。そこから一方ではピアノになって、シルクロードを渡って進化して揚筝になったって思うと、つながりを感じてうれしくなりました」

琉球王朝時代、王府に仕える高官を多く輩出した五大姓(ごだいせい)と呼ばれる家系がありました。池城優美子さんは、五大姓の一つで、琉球王国の政治を取り仕切る「三司官」を多く輩出した毛氏池城(もうじいちぐしく)の子孫。池城さんの代で21代目になります。

池城さん:
「歴代18人の三司官を輩出した家と言われていまして、王府の中で役人をしたり、その中で「楽師」という、江戸上りの際に音楽を奏でる楽童子たちを指導したり、率いていた役職があったという風に聞いています」