6月に実施される日米共同訓練で、陸上自衛隊のオスプレイが初めて宮古島に飛来することが分かりました。
陸上自衛隊と米海兵隊は来月20日からの10日間、離島防衛を想定した共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」を九州や沖縄で実施する計画で、日米合わせて9600人が参加する予定です。
県内ではこれまで、戦闘を想定した島しょ防衛訓練が主でしたが、防衛省は今回、本島や石垣、宮古、与那国で、有事の際の急患搬送などを想定した「災害対処訓練」などを実施します。
その中で防衛省は「島しょ部の災害派遣に極めて有効だ」として、陸上自衛隊のオスプレイを初めて宮古島に飛来させる予定です。
陸上自衛隊のオスプレイを巡っては、2024年に与那国駐屯地で機体のバランスを崩す事故が起きて以降、県内への飛来はありませんが、沖縄防衛局と自衛隊は22日、飛来予定について県に説明に訪れました。
県基地対策課 玉元宏一朗課長:
「オスプレイの安全性について懸念していて、オスプレイの使用自体に反対という姿勢なので、それを伝えた。具体的なコメントが返ってきたわけではなかった」
県は日米のオスプレイの飛行と、民間の港湾や空港の使用を自粛するよう求めたということです。
このほか沖縄防衛局などは、訓練が実施される各離島にも今月21日から説明に訪れていますが、県は「住民がしっかり理解して不安を払拭できるよう丁寧な説明を尽くしてほしい」と住民に対する説明の不十分さを指摘しています。
3年前のレゾリュート・ドラゴンで新石垣空港に飛来し県内での飛行を開始した陸上自衛隊のオスプレイ。
ことし2月の共同訓練では、2024年の与那国島での事故以来初めて県内に飛来する計画でしたが、県がオスプレイの飛行自粛を求めるなか、防衛省が「計画上の都合」として県内での飛行のみ取りやめていました。
今回宮古島に飛来すれば県内での飛行再開となります。








