■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 3ー2 イタリア(15日、Asueアリーナ大阪)

世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグで、8戦全勝の首位・男子日本代表(世界ランク5位)は、世界バレー連覇中のイタリア(同2位)にセットカウント3ー2(24ー26、25ー19、25ー20、23ー25、15ー12)のフルセットの末、勝利。この試合に勝利した日本は、予選ラウンド3試合を残して、決勝ラウンド進出を決めた。開幕からの連勝は9に伸ばした。

スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、オポジット・西田有志(26)、アウトサイドヒッターに髙橋藍(24)、ミドルブロッカーに山内晶大(32)、エバデダン ラリー(25)、リベロは山本智大(31)が名を連ねた。

勝てば5位以内が確定し、決勝ラウンド進出が決まる日本は第1セット、出だしから髙橋、石川が得点し4連続得点。その後、世界バレー連覇の王者・イタリアに逆転を許すと、終盤まで1点を競り合う展開に。途中出場の宮浦健人(27)のスパイクなどで23-22とし、髙橋の連続得点で第1セットを先取したかと思われたが、イタリアがチャレンジに成功。流れが変わり、イタリアに24ー26で奪われた。

第2セットは中盤までサイドアウトが続くも、西田のスパイクやイタリアのミスで3連続得点し12-9とリード。さらにイタリアの強烈なサーブを山本の好レシーブでしっかり得点に結びつけるなど、繋ぐバレーで日本が徐々にリードを広げた。終盤ではスパイクを打つと見せかけてトスをあげる、フェイクセットが出て会場のボルテージは最高潮に。石川、髙橋、西田が得点を重ね、第2セットを奪い返した。

セットカウント1ー1とした第3セットは西田の多彩な攻撃で序盤でリード。深津の巧みなトス回しや石川がサービスエースでリードをキープしたまま終盤へ。先に20点に乗せた日本は西田のサービスエースでセットポイントを奪い、エバデダン・ラリーが押し込んで2セット連取した。

第4セットはイタリアのブロックが機能し始め、日本は追いかける展開に。日本はムードメーカー西本圭吾(27)の速攻などで応戦するも、イタリアに先に20点目を奪われた。日本は宮浦、髙橋のスパイクで詰め寄ったが振り切られ最終セットに持ち込まれた。

15点先取の最終第5セット。今大会、フルセットの試合はすべて制している日本だが、出だしで石川が2連続でブロックされる厳しい状況。さらにこの試合で最多得点の髙橋がサーブで狙われるも、西田のスパイク、石川のサービスエースなど連続得点で同点に。その後、競り合いながら絶好調の髙橋、西田のスパイクなどで2点をリードすると会場のボルテージはまたも最高潮に。会場の声援に後押しされた日本が逃げ切り、セットカウント3-2で勝利した。

最多26得点の髙橋は「まず勝ったことが嬉しいですし、この日本ラウンドを終え日本の皆さんの前でしっかり勝ったことが非常に嬉しいです」と話し、会場につめかけた7000人以上のファンに「最高でーす!!」と感謝した。

次戦は16日午後7時20分からカナダ(同15位)と対戦する。
※世界ランキングは試合前時点

ネーションズリーグは五輪と世界バレーに並ぶバレーボールの世界三大大会の一つ。男女共に世界のトップ18チームが集結し、最強国を決める。予選ラウンドは各チーム12試合を戦い、開催国と上位7チームの計8チームが決勝ラウンドへ進出。トーナメント形式で優勝チームを決定する。

【日本の得点(上位)】
髙橋藍 26点
西田 20点
石川 17点